遠く見える作りかけの塔がいつもの世界ふさいでく
勝手に作った愛のイメージは怯えながらとおりすぎる

この雨がやんだらあなたの罪をひとつだけ教えて
すべて砂のように消えるから
強く今だけ見つめて

びしょぬれの瞳 紫のあざ 服を捨て夜を捧げる
冗談でさえ言えなくて 本当の言葉 愛してる

この雨がやんだらあなたの声が胸からあふれて
すべて砂のように消えるから
強く今だけ見つめて

何もなかったみたいに私達 ふるまってる
何をためらい 何を隠すの 何を信じるの

台風が去れば 雲なんてなくて
生まれ変わる 空の果てさえ
だけど共犯者のくせに
壊れてくのは 私だけ

この雨がやんでも私のこころを癒さないでね
すべて忘れるくらいなら
ずっと傷だらけでいるわ

この雨がやんだらあなたの罪も愛してあげるね 
遠く見える作りかけの塔はずっとずっと続いているわ